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スーパーマーケット三昧の旅 第14弾パリ 

その2.パリ 朝市編

昨年冬、少しだけパリに行ったけれど、朝市には2箇所しか回れなかったので非常に心残り。
秋の気配が感じられるこの季節に是非行きたいと計画を練って再訪問。 ジャケットも用意をして行ったけれど、昼間は長袖のシャツ一枚で充分な気候。屋外のテントの下で営業する朝市の肉屋台、鮮魚屋台、惣菜屋台では、こんな日差しが強い中、衛生面は安全なんだろうか・・・と疑問を持ってしまうぐらい暑い日もあった。今回は、オペラ地区のアパートメントで宿泊。
買った食材もばっちり調理出来た。 マルシェの他、ワイン店、惣菜店、パン屋さんも日本で念入りにチェックして。
先回は地下鉄を乗り継いで、実にスムーズに行動できたけれど外の景色が見えない!という不満が残った。
今回は、是非バスで景色を楽しみながら乗り降りしたいものだと考えていた。事前にパリ市バスの路線図ガイドブックを手に入れ、印を付けてバスにも挑戦してみた。しかし、バスはアナウンスも無く、幾つめで降りるかを数えていても、乗り降りの客がいなければ、バス停を飛ばして行くのでバス停の名前をずっと気にしていないとだめ。オチオチしていると乗り過ごしてしまいそうで、外の景色をのんびり眺める余裕がない。まあ、バス停間の距離が短いので乗り越してもなんとか徒歩で戻れる距離ではあるけれど。
でも、 地図は随分読めるようになりましたよ。住所の最後の2桁は○○区って事でだいたいのエリアもすぐに想像が出来る。地図を片手にパリの街中を歩き回ると地図と標識の見方にも慣れてくる。
どんな細い路地にも路地名の標識があり、日本国内で方向音痴なのは、日本の表示が不親切だからではないか・・と思えてきた程。
屋台の朝市は午前中開催が基本。7時、8時から店開きをするとはいうものの、働く主婦の多いパリでは、スーパーマーケットで食品を購入する人も増えてきたようだ。今回はスーパーマーケットでもお買い物をしてきた。フランスの標準消費税は19.6%、食料品の消費税は5.5%。食料品に関しては、日本の消費税より少し高いぐらい。野菜・肉など生鮮素材の物価は安いように思うが、人の手が加わるサンドイッチや惣菜類になると、とたんに割高に感じる。日本のランチのように、コンビニでお弁当とお茶を買って500円以内で・・・という価格帯の商品はみつけられなかった。
1.のページではお買い物に行ったスーパーマーケットの紹介。『パリの朝市でお買い物』では、お買い物に行った朝市の紹介です。

1.パリのスーパーマーケットでお買い物
2.パリの朝市でお買い物
3.パリの惣菜屋さんとパン屋さんとケーキ屋さんワイン屋でお買い物(後日します)


パリの朝市でお買い物
パリ市内だけでも、朝市は60ヶ所以上あるそうだ。それぞれの場所で週に2日程テントを張った屋台で開催されている。
観光ガイドブックにも掲載されるようになり、すぐ食べられるクレープだとか果物を買っている日本人を多く見かける朝市もあった。
今回とても参考にさせてもらったのは『パリの朝市ガイド』(稲葉由紀子さん著)。20年以上フランスに住まれている著者の生活感溢れるガイドブック。私達の手元にあるのは2001年第1刷発行のものだが、5年を経た現在でも朝市の様子は変わっていない。私達は、わずか10日間の滞在・・・。でも、見ているだけでは満足出来ず、野菜を買ってアパートメントで調理をして素材を味わい、楽しんだ。
どの朝市でも、比較的年配の常連さんのようなお客が、キャリーカートを引きながら屋台を回っている。狭い通路を譲り合いながら、のんびりムードで「今日は何があるかしら?」と楽しみながら商品を覗いている。人気店では長い列が出来ている。対面販売なので順番はなかなか回って来ないけれど、気長に待っている。
野菜、果物は備え付けの袋を手に取って、自分の好みの商品を欲しい分だけ入れて行くお店もある。店員さんに計ってもらい、レシートが打ち出されて、支払う。だから、野菜の名前がフランス語でわからなくても、買い物は出来る。


マルシェ・サン・トノレ
Marche Saint-Honore
最寄駅:チュルリー/ ピラミッド
場所:place du Marche Saint-Honore
開催日:(水)15:00〜20:30 /(土)7:00〜15:00
ブランドショップが多く並ぶサン・トノレ通りを少し入った広場でこじんまりと開催される。
土曜日の朝7時からと知って張り切って出向いたが、開催時間が来てものんびり店開きの真っ最中。屋台の設営が済み、商品を並べ終わると広場周りのカフェでコーヒーを飲みながらお客が来るの待っているといった状況。
水曜日の午後も開催される市だが、水曜日の食品店は野菜・果物とパン屋さんぐらいで、多くはアクセサリーや衣料品の屋台になる。
青果物の屋台 ジロール茸 ラディッシュ
市場は花の鮮度もバツグンに良い。ユリ20本で1500円(10ユーロ)しっかりしたつぼみが30個以上付いていて、10日間の滞在中少しずつ咲き続け良い香りがしていた。 洗って食べる野菜は気にならないけれど、積み上げてあるパンも手で掴んで袋に入れて手渡される。
同じ素手でお金の受け渡し。
日本人には少々抵抗がある。
これだけで約670円(4.54ユーロ)と少々お高い。松の葉や枯葉が混じり、今の旬のキノコである事がわかる。
でも、黒い土だか、埃だか・・
気にして洗うと旨みまで取ってしまうようで・・・。ソテーにしたが、シャンピニオンのようなコクは無く期待した美味しさではなかった。
225円(1.5ユーロ)
辛味大根の味。日本で買う物とそれ程違いはない。
フランス人は十文字に切れ目を入れてバターを挟んで食べるらしいけれど、私達にはそのままが美味しい。

サックス・ブルトゥイユ
Marche Saxe-Breteuil
最寄駅:セギュール
場所:Avenue de Saxe 75007
開催日:木曜日/土曜日
バス28番でEl Salvadorで降りたら目の前すぐが朝市。朝市を通り抜けて地下鉄8号線のエコールミリテールまではユネスコ本部や陸軍士官学校の大きな敷地が続く静かなエリア。大きなキャリーカートを押しながら、買い物をしている年配客も多い。4列に並んだ屋台は、何度往復しても飽きず、見どころが一杯。 市場の周辺には、朝市に出店している人や買い物客の車がぎっしり停まる。その道路沿いには立派なアパルトマンが連なり、現在の生活とのどかな朝市の風景、大きな敷地の公的建物はアンバランスなはずなのに、歩いていて「住むならこのエリア!」と思わせる成熟した落ち着きがある。
ブルトゥイユ広場から 日用雑貨 シチュー用野菜 きのこ専門屋台
目の前にはエッフェル塔が聳え立っている。

ちょと、日本ではみかけないロープを発見。自由に曲げられる針金が入っていて外側にはクッション材が入っている。何かに使えそう・・と買って帰ってきた。 かぶ、人参、ポロネギ、セロリなどの香草野菜がセットになって売られていた。奥は山盛りのジャガイモ。 真ん中に見える椎茸のようなきのこは「siteke」と書かれて並んでいた。「シタケ」で通用するらしい。この季節ならでは。

バスチーユ
Marche Bastill
最寄り駅:バスチーユ
場所:Boulevard Richard Lenoir 75011
開催日:木曜日/日曜日
バスチーユ広場から続く庶民的な雰囲気の朝市。フランスの食材だけでなく、イタリアやスペインなど、フランス以外の食材や惣菜も並ぶ。市場に近づくと、オリエンタルな匂いがした。
白米を食べたいと一度も思わなかったし、食べる機会は無かったけれど、パエリアのお米は炊き込みご飯のようで美味しかった。
バスチーユ パエリア 鮮魚の屋台 イタリアンの食材屋台
円柱はフランス革命の殉死者を祀る「7月の円柱」
駅周辺は小さなホテルや飲食店が多い。
モダンなデザインのオペラ座(オペラ・バスチーユ)もあるけれど、なんだか盛り場の雰囲気に馴染んでいない。
500gは入ってそうな透明パックに山盛り。ハム、ピーマン、エビ、ムール貝など具材もたっぷり。
日本でも作ってみたい!と思った香辛料の使い方と素材。
順番待ちのお客が続く。
鮮魚の屋台だけでも、5軒以上ある。けれども、行列の出来ているお店と、お客が並んでいない屋台と、はっきり分かれる。

イタリアのチーズや生ハムも並ぶ。下の写真は手作りラビオリ。これだけあって、約300円は安い!中身はシャンピニオンとチーズ。スープの具材にしたら、シャンピニオンの香りが広がり、餃子とは違う皮の食感。う〜ん、イタリアン!

ラスパイ・オーガニック
Raspail  Bio
最寄り駅:レンヌ
場所:Bulevard Raspail 75006
開催日:日曜日
オーガニックだけの商品が並ぶ日曜日の朝市として知られている。野菜、肉、魚などの食料品だけでなく、せっけんやはちみつ、コットン素材の衣料品なども並ぶ。オーガニックという事だが見ている限りでは他の朝市とそんなに変わらない。
日本人ツアー客のバスが到着して、評判のガレット屋台に列を作っていた。朝市には珍しく、日本語のメニューが用意されていて、選びやすい。そば粉にチーズの入ったガレットは小腹が空いた時に、おやつに食べるそうだが私達には重すぎて、1食になってしまった。
有機野菜の屋台 いちじく
いんげん豆235g275円(1.83ユーロ)、トマト3個470gで429円(2.8ユーロ)、シャンピニオン6個205g360円(2.42ユーロ)、ズッキーニ1本380g216円(1.4ユーロ)、とうもろこし1本150円(1ユーロ)
不揃いの野菜でも、料理用途を考えながら紙袋に欲しいサイズの野菜を選んでいく。
とうもろこしは、今の日本ではお目にかからなくなった固い歯ごたえでなつかしい味。シャンピニオンは絶品!トマトは枝付きで青臭い夏の香りはしたけれど、さすがに季節外れのためかしら、味は淡白だった。生食用のサラダ菜は人気で、お客はビニール袋に次々と入れていた。
サッとソテーをしたいんげん豆は歯ごたえがあり、青々とした豆の香りがした。
日本のいちじくとは全く違う。
ジューシーでは無い。
「ワインと合います」とワインショップで並んでいるドライいちじくは、このタイプのいちじくを干した物である事がよ〜くわかる風味。

プレジダン・ウイルソン
President Wilson
最寄り駅:イエナ/アルマ・マルソー
場所:Avenue du President Wilson 75016
開催日:水曜日・土曜日
16区にある、都会的な朝市。買い物客もおしゃれな雰囲気の人が多い。屋台の商品の並べ方も、高品質スーパーマーケットで見たようなディスプレイが展開されていて、そのセンスに感心する。
農業国なのに野菜はあまり食べないと聞いていたが、ここの市場では、ほうれん草を袋にたっぷり詰めている人も多く見かけた。健康に対する意識の高い人達は、青菜類も大量に調理するようだ。1キロで150円(1ユーロ)もしない。
ほうれん草の根っこはどうしているのでしょうか?日本のほうれん草や小松菜のように、根の部分が付いている物は見なかった。葉の部分だけをちぎって売っている。
イエナ駅周辺 野菜の屋台 鮮魚屋台
水曜日なので、朝市沿いの道路は通勤ラッシュの車で渋滞している。
細長いのはどれも人参。関西で見かける雑煮大根に見えるけれど、だまされちゃいけない。一番人参の風味が強烈だったのが、白い人参!どの色の人参も小4本385gで120円(0.8ユーロ)ズッキニ、シャンピニオン、セロリ、ポロネギを入れて煮込む。セロリは「セロリ 枝」とレシートに書かれており、3本で530g177円(1.18ユーロ)。
ポロねぎは1本90円(0.6ユーロ)日本の一般的白ネギより太いけれど繊維質が無く、とろけるように柔らか。
パセリの緑が飾りに配置され、トロ箱はアルミホイルでコーティングされている。魚の並べ方は一方向ではなく、しかも立体的。

パッシー市場
Marche de PASSY
最寄駅:ラ・ミュエット
営業日:火曜日〜日曜日
屋根付きの常設市場だから朝市ではないけれど、パッシー地区に行った時に寄ってみた。
ちょうど、昼食時間で帰って来た子供と母親連れも立ち寄っていた。こぎれいに改装されているし、商品の並べ方は美しいがなんだか活気がない。ここへ来る前に入った、パッシープラザの中にあるスーパーマーケット「イノ」の方がお客も多く、商品の鮮度も良かった。
市場の前にあるマクドナルドは子供連れの母親で一杯。外の席も店内の席も満員。半日で帰宅する子供の昼食をマクドナルドで済ます・・・。どこの国でも見かける事のようだ。子供達には人気のようで、おまけの景品で遊びながらハンバーガーにかぶりついていた。
正面玄関 市場の店内 マクドナルド


スーパーマーケット三昧の旅その1パリ編 スーパーマーケット編


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