から揚げ粉 2004.07/08
から揚げは家族みんなが大好きなおかずです。でも、家庭で作るとなると漬け込んだり、粉をまぶしたり、おまけに油の処理が大変!忙しい時には簡単に出来るから揚げ粉は便利です。
その中でも、水溶きタイプは漬け込む時間がいらないし油の汚れが少ないので助かります。本当に主婦にとってイイことずくめかどうかじっくり見ました。
商品名 写真 点数 評価 コメント
日本食研晩餐館

衣も肉もやわらかい。冷めてもおいしい、から揚げの素


価格(税込み)
200g:180円
(10g 9円)
58点 味覚 
★★★★
お肉が柔らかくてジューシーに出来上がる。人工的な香りも少ない。冷めても柔らかくジューシーだが、味があっさりしているだけに、少し物足りなさを感じる人も。
パッケージ
★★★
商品名としてはわかりにくいが、パッケージいっぱいの文字と色使い、そして何よりも食品の棚ではなく精肉売り場に置いてあるので目立つ。
[原材料名]
澱粉、小麦粉、食塩、粉乳、植物性蛋白質、砂糖、コショー、香辛料、ぶどう糖、調味料(アミノ酸等)、膨張剤(原材料の一部に小麦、乳、大豆を含む)
原材料
★★★
原材料が11種類というのは3品中一番少ない。ちょっと気になる膨張剤は「重炭酸Na」「焼ミョウバン」「フマル酸」を使用しているとのメーカーの答え。
日清
味わいしみ込むから揚げ粉
3種のしょうゆ仕立て


価格(税込み)

100g:142円
(10g 14.2円)
 
42.7点 味覚
★★
揚げたては、お醤油の香ばしさが食欲をそそるが、冷めると香りは乏しい。エキス粉末がこんなにたくさん入っているせいか味は極めてジャンキーになり、素材の鶏肉の味が台無しになる。
パッケージ
★★★
商品名がわかりにくい。色々なから揚げ粉のシリーズからいざ選ぶとなると、違いがわかりにくく自分の欲しい味とタイプがみつけにくい。
[原材料名]
でん粉、小麦粉、粉末しょうゆ、食塩、香辛料、卵白粉、米粉、はくさいエキス粉末、りんご果汁粉末、卵黄粉、オレンジ果汁粉末、こんぶエキス粉末、たん白加水分解物、しいたけエキス粉末、植物性油脂、ベーキングパウダー、乳化剤、酸味料、カラメル色素、調味料(アミノ酸等)、香料(原材料の一部に乳成分、ゼラチンを含む)
原材料
家庭にない物をこんなに入れないとから揚げ粉が出来ないなんて不思議。これを子供の好きなメニューとして、食卓に載せていいのかな?
「3種のしょうゆ」を強調しているのに、内容がわからない。
日本製粉オーマイ

ジューシーから揚げこれでい粉
和風しょうゆ味
 

価格(税込み)
120g:158円
(10g 13.2円)
34.7点 味覚
化学薬品的な味と香りがきつい。「しょうがとにんにくをきかせている」とあるが、それらの風味とも程遠い。しかも原材料には「しょうが」も「にんにく」もない。
パッケージ
★★
カラフルなので、子供に人気のおかず・お弁当のおかずをイメージ出来るが、美味しそう感がない。一文字ずつ色が違い、字もずらしてあるので読み辛い。
[原材料名]
小麦粉、澱粉(タピオカ澱粉、馬齢薯澱粉、小麦澱粉)、米粉、食塩、醤油、デキストリン、脱脂粉乳、香辛料、糖類(砂糖、乳糖)、動植物蛋白加水分解物、肉エキス(豚、鶏)、酵母エキス、野菜エキス、ベーキングパウダー、調味料(アミノ酸等)、パプリカ色素、(原材料の一部に牛肉、卵を含む)
原材料
肉エキスは豚と鶏と書かれているが、それとは別に原材料の一部に牛肉を使っているとのこと。牛肉のどの部分を使っているのかがすごく気になる。
日本食研 晩餐館
衣も肉もやわらかい。冷めてもおいしい、から揚げの素
全国どこのスーパーでも手に入りやすい水溶きタイプのから揚げ粉を作っている5メーカーの中から、味覚・原材料・店頭での買いやすさなどの評価が高かった日本食研を取り上げました。
試食方法
作り方は表示・分量に沿って作る。揚げたてとお弁当シーンを考慮して冷めた状態でも試食。
評価項目 評価内容 評価点数
パッケージ デザイン
材質
形態
パッケージの全面に文字が書かれているのは読みづらいが、デザインとしては新しく感じる。「衣も肉もやわらかい」「冷めてもおいしい」はシンプルで商品を選ぶ時のポイントになる。奇抜なデザインと今までのから揚げ粉になかった色使いは目立つ。
10
大きさ
内容量
ほとんどの人が200gは多過ぎる、使い残しの保存に困るとの意見だった。「お肉約100gに対しての小分けタイプにして欲しい」「スティック状の物を何本か詰めて欲しい」「使いきりタイプの方が絶対便利」という声が多かった。
10
価格 ずっしりとしたボリューム感とお手軽にこの味が出来るという事で、値頃感は感じるものの、お得感までは無い。一袋で鶏肉600gのから揚げを作る事が出来る。約40個のから揚げが出来るが、一家族4人分と考えても、近頃は一度にこんなにたくさん食べないんじゃないかしら。200gはちょっと多過ぎるので半量を半値で買いたいという意見があった。
10
原材料

製法
製品特徴 水溶きタイプだから油の汚れが少ない。「日本製粉のジューシーから揚げこれでい粉」は油の汚れが1/10を強調しているが、水溶きタイプはどのメーカーの商品も油汚れは同じだった。
「鶏肉100gを使ってから揚げにした時の栄養成分表があればいいのに」という20代の意見に「びっくりする程高カロリーだろうし、作る気がしなくなるからいらない」という50代主婦の声。

10
味覚の
特徴
お肉が柔らかくてジューシーに出来上がる。冷めても柔らかくジューシーなのは書いてある通りだったので、ポイントが高かった。から揚げと言えば醤油味と思っている人には「新しい味」と言う人と「物足りない」と言う人に分かれた。
10
作り方の
内容
作り方の説明はシンプル過ぎる程サラッとしている。汎用調理例や情報が欲しい。50代主婦は水溶きから揚げ粉を下味として利用し、パン粉をまぶして簡単で美味しいフライまで作ったそうだ。でも、このような塩味で、素材を生かすことが出来る、このから揚げ粉ならではのこんな利用方法を自分で考えてパパッと作る人はベテラン主婦でも少ないはず。「こんな利用法もありますヨ!」と書いてくれると嬉しい人は多いはずだけどなぁ。
10
原材料の
内容
これでも今回の試食3品中では原材料の数が一番少ない。だから変な臭いもなくシンプルな味なの?と思う程
「日清の味わいしみ込むから揚げ粉3種のしょうゆ仕立て」
「日本製粉のジューシーから揚げこれでい粉和風しょうゆ味」もたくさんのエキスやら香料が入っている。食品添加物を入れないと美味しい物が出来ないなんてはず無いのに。

10
販促物 商品の一つ一つにきちんとしたコメントが付いている。各メーカーのサイトを良く見る主婦は原材料の記載や、それが使われている理由・こだわりまで知りたいと言っていた。店頭に並んでいる商品さえ載っていないメーカーもあり、誰のための何のためのサイトなのか。「製品の紹介」や「製品案内」ページではもっときめ細かい情報が欲しい。
10
総評 素材の近くで調味料を販売しているメーカーらしく、お肉を美味しくすることを主に考えている事が食べた時にわかる商品だった。他の2品は粉のことばかり考えてしまっているような印象を受けた。業務用から進出したメーカーだけに、パッケージや内容量・裏面表示の調理法や汎用例など、まだまだ家庭の台所に密着しているとは言えない部分もあるのでもっと研究して欲しい。
家庭で作るから揚げは、アツアツ揚げたてで、買ってきた惣菜では味わえない美味しさがある。でも初めから手作りするためには、どうしても漬け込む時間と手間がかかるのでその事を考えるとから揚げ粉は手軽に使えて便利。それに何よりも水溶きタイプは油汚れが本当に少ないので主婦には後片付けが助かるというのも魅力。
ただ、原材料表示を見ると「家族に食べさせていいのかしら?」と躊躇してしまうぐらいさまざまな物が加えられている。それにこれだと、最近お肉売り場で多く見かけるようになった餌や飼育方法にもこだわっている鶏肉本来の味が味わえない。

「日本食研の衣も肉もやわらかい。冷めてもおいしい、から揚げの素」は精肉売り場に置かれているので、買い忘れがなくなったという人ともっとから揚げ粉の選択をお肉売り場でしたい!という人が多かった。
58
100

担当 網島

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