麻婆豆腐の素(具入り) 2003・7/29
中華の定番、麻婆豆腐。ソースだけではなく、さらに簡便性を追求した具入りの商品も確実に増えている。丸美屋ほぼ独占のこの市場で、他のメーカーも奮闘しているのでは・・・。
商品名 写真 点数 評価 コメント
味の素
オープン価格
154g 238円
10g 15.4円
53.9点 パッケージ
★★★★
れんげを使った動きのある写真は、料理本の1ページのよう。「中華」のイメージからすると、少し寂しいデザインかも。
裏面の充実ぶりは、さすが大手の貫禄。
原材料
★★★
着色料を使わず、自然な色合いの出来栄えになっている。正当派の中華調味料が並んでいるのは、安心。
ただ、醤油よりも豆板醤や他の醤を多く入れて欲しいよね。
作り方の内容
★★★
あまり作りたくなるようなアレンジは載っていない。アレンジメニューになったとたん、当たり前のようにひき肉とねぎが追加する事になっていたのには疑問。
丸美屋
標準希望価格
162g 235円
(10g 14.5円)

 41.3点 パッケージ
★★
古臭い。あまりにもお馴染み過ぎて、そこがいいのかな?ただ、甘口、辛口と一緒に並んでいるので、売場での存在感はばっちり。封筒のような横開け型は特徴的。
原材料

中華調味料って豆板醤だけ!?砂糖が鶏肉の次に入っているのも驚き。着色料を入れないと麻婆豆腐の色にならないのかなぁ。
作り方の内容
★★★★
裏面のアレンジメニューは現在12まであるらしい。問合せしたら、快く他のレシピも教えてくれた。定期的にパッケージのメニューを変えるというのに、企業努力を感じた。
リケン
標準希望価格
180 200
(10g 11.1円)

※但し、本品は
ねぎを加える
必要のあるタイプ

 47.9点 パッケージ
★★
味覚に訴える言葉がつく商品名は、麻婆豆腐のカテゴリーでは珍しくて、新しさを感じる。
ただ、全体的にごちゃごちゃして、文字も多いので言いたい事がわかりにくい。
原材料
★★★
何がなんだか訳が分からなくなる程、色んなものが入っている。そもそも、鶏湯ベースを売りにして、醤には黒豚だしを使うって、変じゃない?
作り方の内容
★★
アレンジメニューを載せていない。作り方のイラストも2つのイラストが、ほぼ同じようであまり必要ない気が・・。普通、コツが赤字で、材料が緑字じゃない?

味の素Cook Do ひき肉入り麻婆豆腐の素
今年の1月31日に全国発売となった、味の素の具入り麻婆豆腐の素を取り上げる。クックドゥという、ビッグブランドを持つメーカーとして満を持しての発売だが、はてさて・・。
使った材料 /1袋分(3人分)の作り方通り
麻婆豆腐の素1袋・豆腐1丁(約350〜400g)・水カップ1(200ml)
評価項目 評価内容 評価点数
パッケージ デザイン
材質
形態
「ひき肉入り」の文字が大きくて、わかりやすい。動きも立体感もある写真が、大きく取り扱われていてシズル感ばっちり!豆腐がぐちゃっとくずれているところなんて、リアルで美味しさ感もアップ。20代、30代には好評価。包材の材質まできちんと表記しているのは、企業への信頼に繋がる。中の袋の角が尖り過ぎているのは、変える必要ありと思う。
10
大きさ
内容量
ひき肉もねぎも「少なー」と思わず声が出てしまう程の量。「ひき肉入り」とあんなに大きく書いているのに・・。1回が3人前って書いてあるが1人前の量だと物足りない気が。メーカーとしては、家族数を3人に想定して作ったとの事。
10
価格 定番では大体238円なので、1回分が119円なら買い求めやすいが、安さを求めるのであれば、丸美屋を買うだろうな。

リケンは2回分ではなく1回分が入っているが、10g当たりの価格は3品中最も安い。手に取った時の重みから考えると、一番値ごろ感のある商品に感じるようだった。別に無理して2回分いれなくてもいいのに。使い切りで安くて値ごろ感のある方が嬉しい。

10
原材料

製法
製品特徴 今までの具なし麻婆豆腐ソースには、四川式と広東式の2種類があって各々個性的な味が楽しめたが、じゃあ一体今回のは何なの?何式?日本式ってこと?
「みそのコクと中国山椒の風味」が特徴だが、山椒の香りはよくするが、みそのコクは感じられないとの声があった。

10
味覚の
特徴
「これを麻婆豆腐と言ったらあかんやろ」と家族から言われたという、40代主婦。一言でいうと、「パンチに欠ける味」。麻婆豆腐って、もっと大衆中華でガツガツ食べるものなのかもね、ちょっと上品過ぎる味。丸美屋の路線で、味の素らしさを出すとこんなに中途半端な味になるということではないかなぁ、クックドゥなだけに期待される味ってあると思う。

丸美屋の豆板醤一辺倒の味には、驚き。あれが一番人気かと思うとゾッ とする。

リケンは、魚醤の臭いがきついが特徴的な味で好き嫌いが別れる味。きくらげとザーサイが入っていて、新しい食感も楽しめる。ただ、内容表示は見たくなくなる程、色々書き過ぎててうんざりする。

10
作り方の
内容
丁寧に描かれたイラストあり、文字の使い分けありと分かりやすく説明しようとする工夫が見られる。アレンジメニューは、もっと作りたくなるものにしてほしい。アレンジメニューでひき肉とねぎを使うなら、普通のクックドゥ使うやろ。ポイントどおりにしても、ダマが出来やすかった。大体、手軽さを狙うならわざわざとろみ粉を水で溶かせるなんて、ナンセンスではないの!?

リケンは初めからとろみがついたソースだったので、とっても簡単で良かった。

10
原材料の
内容
従来のクックドゥの麻婆豆腐の素には、味噌が多く入っているが今回の商品は、味噌よりも醤油が多く入っている。かさを増やす努力?と思いつつ、それじゃあ塩分も高くなるし、味にコクは出ないなと納得してしまった。きちんと中華調味料をブレンドしている姿勢には、クックドゥのプライドを感じちゃうんだけどね。普通麻婆豆腐には豚肉を使うのが一般的だが、鶏肉を使っている根拠を尋ねたところ、食べ比べてこの味には豚肉より鶏肉の方が合っていると判断した為だそう。
10
販促物 木梨憲武を起用したクックドゥのテレビCM。従来品のチンジャオロース等と同様の扱いで作られていたが、他のクックドゥ商品と肩を並べられる商品と思えないから「あんなの嘘!」って思ってしまうという40代、50代の意見あり。

丸美屋
はパッケージにキャンペーンの告知を載せて、アイデアメニューを募集していた。このあたりにも、お客を離さないような企業努力をしているなと感じた。


10
総評 今回の評価で、40代以上の主婦にとってクックドゥが絶大な味、商品の信頼を得ているのを感じた。どうしても「クックドゥブランドの一商品」という色眼鏡で見られてしまい、期待された反動が少なからず点数に反映したと思う。メーカーには嬉しい話だが、メーカー自身そこまで考えてはいなかっただろうな。ここまで丸美屋を意識して、真っ向勝負をしなくても、少し高くても味も質もよいクックドゥの路線を守って欲しかった。そういう点で、新宿中村屋が新しく出した麻婆豆腐は味も価格も突き抜けた感がある。やはり多少の個性は、商品へのこだわりに消費者には映るのでは?結局、価格も味も、中身もすべてにおいて中途半端な商品となってしまったと言わざるを得ないが、このカテゴリーの活性化に一役かったのは確かだと思う。価格の決められた中で、基本に忠実に調味料のブレンドを行っている点や、裏面の充実ぶり等を見ていると企業の真面目さは伺える商品になっていると言えるのではないか。

54
100

担当 エイコ

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