サニーアクシス南国店
2回目
(高知県南国市)
2005.9/19(月・敬老の日)
11:00〜11:40
12:20〜14:00

2005.9/20(火)
10:40〜13:00

18:00〜18:30
2年半前、大感激したサニーマート。もう一度、お買い物に行きたいと思い続けようやく実現。
今回はサニーマートだけでなく、周りのお店でもお買い物をしてきた。
1日目サニーアクシス南国店→サンシャインカルディア→元気屋(サニーマート)→サニーマート中万々店
2日目:フジグラン葛島店→サニーマート瀬戸店→サンシャインヴィアン→毎日屋桟橋店(サニーマート)→ナンコクスーパーハイパー高須店→サニーアクシス南国店→サンシャインカルディア
3日目:ムーミー茜店→マルヨシセンター茜町店→コープ香川扇町店→ムーミー川島店→ムーミー林店→サニーマート太田店

スーパーマーケット三昧の旅 高知・香川編もご覧下さい。
各売り場 ちょっと一言 評価
野菜 野菜売り場で一番目立っているのは”まほろば市”という地場野菜コーナー。木製の棚には箕(みの)に入った野菜が並ぶ。のぼりが立っていたり、野菜売り場の入り口という事で、お客もまず立ち寄っているのだが、商品が少なく棚に並ぶ空き籠が目立つ。袋の口を輪ゴムで留めてある物があったり、銀色のモールで留めてある物があったりと、農家の人が直接並べる形式のようだ。棚の空き加減は祭日も平日も同様。定番棚には、葉物野菜が少ない。まはろば市に旬の葉物野菜も並んでいるとはいうものの、商品の品質が一定ではない。無人販売や売り切れゴメンの朝市要素があるまほろば市頼りだと、目的買いのお客にはもの足りず不親切。 ★★★
果物 野菜売り場と共通の「きだちや青果」の果物コーナー。旬を感じる品揃え。巨峰と梨の試食販売をしてたが、このお店ならPOPで何故この商品の試食をしているのかというお勧めポイントを訴えるともっと興味を持って試食をし、買う人がいるかもしれないのに。少し品質の高い果物を並べてくれてある事に期待して買い物に来ているお客が多そうなお店なのだから。19日は敬老の日だったので、午前中にお年寄りと同伴の買い物客がとても多かった。でも、11時になっても品だし途中で商品が揃っていない。午後の2時頃にはほぼ並んでいたが、その頃にはお客もまばら・・・。 ★★★★
鮮魚 鮮度もパック商品の美しさも、そして価格もどれをとっても魅力的。いつもここでお買い物ができるお客が羨ましくなるばかり。祝日は、まぐろのトロ握りずしが敬老の日らしくたくさん並んでいたし、平日の1パック380円お刺身均一祭の魚種もSKUも豊富で、お客も目を輝かせて選んでいた。午前中の刺身パックの量の多さに驚いたが、夕方6時からも次々と商品が出てくる。夕食仕様の、少しボリュームのあるパック(500円)が多い。これだけの量を今から売り切るのかと改めてこの売り場の底力を目の当たりにして、感激。刺身ってそのままですぐに食べられる代表のお惣菜だからここまで旬も鮮度も良いと主婦として大助かり。ほとんどのスーパーマーケットでは、夕方になると値引きシールを貼った見るからに鮮度の落ちた商品しか並んでいない。夕方にこそ忙しい主婦がお買い物をするのだから、この売り場を見習って欲しい。私達もホテルの部屋まで持ち帰り、お惣菜と一緒に堪能させてもらった。 ★★★★★
塩干 干物の種類が多く、どの商品も美味しそうで値頃感がある。お客も次々と買っている。ちりめんじゃこの売り場には手書きの簡単レシピ集が吊り下げられていたり、明太子売り場にはパスタが一緒に並んでいるなどお買い物が楽しくなる。地味になりがちな売り場なのに明るく、しかも美味しそう感が一杯。 ★★★★★
精肉 普段使いのお肉からちょっとご馳走価格のお肉まできちんと揃っており、値頃感もある。料理用途が想像できる切り方のお肉が豚、牛共に揃っているがPOPがない。このお店はベテラン主婦が多くて、お客に任せているのか、もしくは料理アドバイザーコーナーの紹介メニューがお客の中に浸透しているからPOPは不要って事なのかしら・・・。タレ漬け焼肉の冷蔵ケースには、相性のいい野菜やビールのイラスト入り手書きPOPがあって買いたくなる。
価格シールのg単価表示は、流通センターからの商品は判読しやすいが、サニーアクシス店内で貼られたシールは小さい字で読みづらい。価格って商品比較の大事なポイントなのだから、老眼鏡が必要になった世代のお客にも親切にしてね!
★★★★
和日配 このお店に買い物に来るお客をよく見ている事を感じる、無理のない品揃え。でも、目新しい物も試して見たい時はある。だからこそ、少し高めの商品はただ並べて置くだけじゃなく、上手におしゃべりをさせて置いて欲しい。
いつものお店でちょっと珍しい移動販売は楽しいようで、平日に催されていた揚げたて練り製品の店内販売はよく売れていた。
烏骨鶏の卵はドライ商品の見切り品と一緒に常温のカゴに入れて売られていた。いつもの卵売り場で値引きシールを貼っておいてくれるほうが、衛生上安全だし欲しいお客もみつけやすいのでは。
★★★
洋日配 温めたらすぐに食べられるピザ類は惣菜やパン売り場の近くにあり、食べるシーンが一緒なので選びやすい。デザートコーナーでは3号丸型441円もするケーキがあるが、美味しそうではなくどのお店でも見かけるメーカーの商品だし、値頃感を感じない。高い商品にはそれだけの価値を感じさせてくれないと、高ければいいってもんじゃないのよね。いっそ「グリグラの手作り生ケーキ」なんて、このお店でしか買えない商品があれば喜んで買うのになぁ〜。 ★★★
ドライ
グロッサリー
調味料やドレッシング、マヨネーズの種類は豊富。
定番棚の前進陳列が出来てなく、商品の正面があっちこっちに向いている。手直しは結局2日間ともされずなんだか雑然としている。物が増えすぎて片付けるのがイヤになってしまった主婦が住む家のよう・・・。
エンドはテーマが不明確。広告の商品と書かれたPOPも多い。広告の商品ばかりになるとどうしても安売りの商品を集めただけのエンドになってしまって、楽しくないし、ディスカウント店に来たみたいなイメージを持ってしまう。
★★★
菓子 子供菓子のコーナーは縁日の駄菓子さんのようで、大人もワクワクする。子供が椅子に座ってお絵かきをするコーナーもあり、「書き終わった紙は、ポストに入れてもいいよ」のPOPと横にはポストが立っている。小さな子供が楽しそうに、お絵かきをしていた。 ★★★★
惣菜 惣菜コーナーとインストアベーカリーの『guri gura』のロゴも可愛いくて期待を持たせる。サニーマートのどのお店でもガラスの仕切りがあり、惣菜やパンの匂いが売り場に流れない配慮らしい。揚げたて、出来たて商品などはパック詰めされずにそのまま並べられている事も多く、外気の入りやすい通路と仕切りがあると衛生面でも気持ちが良い。
出来たての美味しそう感、ライブ感、敬老の日のイベント性、栄養士さんによってカロリー計算されたおかずまで揃っていて、どれを食べようか迷うほど。小パックにもなっているおかずは、彩りがきれいでしかも飽きのこない味付けがされている。白菜のお浸し(120円)やオクラとひじきが入った和え物(172円)は手間がかかっていてお得感があり、もう1品欲しい時には本当に助かる。焼肉丼やビーフン、広告の品のコロッケ、サンドイッチなどなどたくさんのおかずを昼食に、夕食にと食べた。どれも値頃感があり、食事として満足できる味だった。でも、昼食に買って食べたおにぎりは、ご飯が美味しくなかった。製造元をよく読むと店内調理でなく、他社の仕入れ商品だった。惣菜売り場に並べる以上は店内加工であれ、仕入れ惣菜であれグリグラが責任を持って並べて欲しい。お客には違いがわからないのだから。
★★★★★
レジに近い、エンドの冷蔵ケースには、高品質のビールや日本酒が並んでいる。焼酎は原材料別の棚になっていてわかりやすい。ワインは成城石井コーナーになっていた。お店によっては、ワインコーナーだけ浮いてしまっているようなお店もあるのだが、このお店なら違和感もなく、コーナーが自然に溶け込んでいる。 ★★★
店舗全体 車椅子の来店者や付き添いの人と一緒のお年寄りが多い。店の周りには、老人施設や老人病院(療養型病床群)が多く、フードコートは常連さんらしき高齢者の憩いの場になっているようだ。和定食屋、うどん屋、ピザ屋などもあり、どのお店の商品も明るい空間でゆっくりとテーブルに着いて頂ける。お茶、お水も無料で飲めるので、店内で買ったお弁当を食べるのにも便利。
駐車場は1階の平面と屋上に充分ある。左右から合流して出口に向かう形で、車の多い時には、譲り合う車と強引に出てくる車と、その間を歩行者がすり抜けて渡るので非常に危ない。でも、誘導係が一人もいない。せめて車の出入りの多い時だけでも、係員が居てくれたらと思う。
★★★★
店舗全体の追記「料理アドバイザーコーナー」
「料理アドバイザーコーナー」は以前よりも進化しているように感じたので別枠で詳細
青果物売り場とは反対側の入り口入ってすぐ、惣菜売り場の隣に実に清潔ですっきりした料理アドバイザーコーナーがある。係りの人がにこやかに料理しながら、通りかかるお客に今日のお料理メニューについて呼びかけている。お客も世代に関係なく立ち寄っては話かけている温かな雰囲気のコーナーになっている。
1日目は各店舗に任されたメニューなので、同日に行ったサニーマート中万々店とは違うメニューだった。2日目のメニューは、サニーマート全店の広告の品である鯖を使った「さばのハーブ入りトマトソースがけ」。どのお店でも同様のメニューが紹介されていたし、鮮魚売り場にはたっぷりの量の鯖が並んでいる。そして横にはちゃんとサニーマートオリジナルトマトソースとレシピが置かれていた。
「料理アドバイザーコーナー」を2年半前に拝見した時、店の中に自然に溶け込んでお客で賑わっているこのコーナーの存在に、ただただ感激したものだった。あれ以後、全国のスーパーマーケットを特別意識しながら数十店舗の「料理アドバイザーコーナー」もしくは「クッキングアドバイザーコーナー」を見てきた。立派なキッチンが設置されている企業もあれば、隅っこに追いやられ実演回数も減らされている哀れなコーナーも見てきた。取って付けたようなよそよそしさで話も試食も出来なかったり、宣伝販売化していたり、それぞれの運営状況をシビアに観察するにつけ、いかにサニーマートの料理アドバイザーコーナーがお見事であるかをしみじみ感じる。アドバイザーの方とちょっと立ち話をさせて頂き盛り上がった。週1回はお店の運営会議に参加されるとの事。コーナーのメニューや売り上げについても他部門の方と話し合われるそうだ。「今日のメニューだけでなく、どんな食材の使い方の相談にでも乗らせてもらいますよ」との自信は、勉強会などできちんと積み上げてきた結果であろう。そういう事の積み重ねが客にとっては進化しているコーナーに見えるのではないかな。
ハード面は真似ができてもこの気配りと親切さはそう簡単には真似の出来るものではない。もちろん経費の面における企業の覚悟の差も出ているようだが。
総評 期待に胸膨らませて、どこにも寄り道せず、高知に入ってまず最初にサニーアクシス南国店へ行った。しかし、お店に入ってすぐ「私達が小躍りして喜んだお店はここだったはずよね・・・」と足が止まってしまうほど、お店の雰囲気が変っていた。どこが違っているの?何故変ってしまったと感じるの?それを確かめたくて、日時を変えて何度もお買い物をした。
品出し途中の通い箱やダンボール箱がいつまでも放置されていたり、陳列棚が何時見ても乱れていたり、店員同士の私語が延々と続いていたり・・・。店員さんなら誰でもわかっているようなレベルの、あってはならない姿があちこちに見えた。かと言ってマイナスポイントばかりではない。ずっとお客に声かけをしながら、出来たてをアピールしてくれている店員さんも居るし、お魚料理に使う薬味やつまやソースまでMDしてくれている鮮魚売り場も素晴らしい。レジのサービスも笑顔と心配りが秀逸。
買い物に来た客がより満足できるようにと進歩し続けている売り場と、過去のいつかの時点で止まってしまったかのような売り場とが混在している。だから店内の空気がまだら模様のような感じで、張り詰めた統一感が無くなっているのではないだろうか。
2年半の間にどのような事情が企業の中にあったのかは、大阪から買い物に来ている私達は、知るよしもない。毎日お買い物をしている地元のお客はどのように受け止めているのだろうか。
日本の消費者は「世界一わがまま」と言われている。しかし、消費者は企業の都合で変ってしまうお店に、振り回されているとも言えるのでは。
73点

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