近商ストア松原店
(大阪府松原市)
2011.11/07(月)
11:30〜13:00
2011.11/12(土)
14:00〜14:40

2011.11/16(水)
18:00〜19:00
近商ストア松原店は、近鉄南大阪線松原駅から陸橋で繋がっている駅前店舗です。3階建てゆめニティ松原の店舗には衣料品、ドラッグストア、ファストフード、100円ショップが入る駅前の便利店です。2階の衣料品売り場は、このお店に多く来店されるシルバー世代に相応しいショップが増えています。食品売り場は地下1階に下りて行く業態ながら終日お客さまの絶えない店舗です。2011年9月10日リニューアルオープン。閉店時間も20時だったのが21時に変わりました。オープンから約2ヶ月、どのようなお店になったのかしら?と楽しみに買い物に行き、サーベイしてきました。食品売り場では、3日間共買いたくなる商品が沢山ありました。しかし、総合点は買い物をしていた時の印象程高得点ではありません。それは何故か。評価表のコメントをお読み下さい。
各売り場 ちょっと一言 評価
野菜 エスカレーターを降りてすぐに果物売り場から始まり、野菜売り場につづく。近郷野菜コーナーのほうれん草も蕪も新鮮できれいだった。以前からこのコーナーはあったのだが、リニューアル後はボードも出来たし、生産者さんも増えて商品数も増えたから、このコーナーの野菜を見てから、定番コーナーに足を進めるお客さまも多くなった。
野菜には鮮度によって、値引きシールが貼ってある商品もある。他の多くのスーパーマーケットでは、野菜は見切り品になってから、ワゴンに集めている場合が多いのだが、どうしても汚く見えてしまうから、見切り品ワゴンにはあまり近寄る気になれない。でも、こうして定番の棚に一緒に並べてあると、料理用途によっては、値引きシールの商品で充分間に合う事もある。それに、商品の鮮度管理が出来ているのがわかって他の野菜にも信頼が持てる。
★★★
果物 温州みかんの季節。売り場にはみかん色が広がっている。試食台に置かれたみかんを試食するお客さまも多い。糖度表示が無く、価格や規格や袋の容量などで選ぶのだが、試食を出しているみかん以外は選びにくい。お店の人は、気づいて欲しいなー。試食を出したから売れたんじゃなく、試食した商品しか味がわからないから買ってるだけなの。 ★★★
鮮魚 正面奥に斜めに設置された台に並ぶ鮮魚は、入り口からスキッと見渡せ、遠くからでも活きが良さそうと思わず近づいて行く売り場になっている。ウオゼ100円、カレイ298円など鮮度がよく値頃感のある魚が並ぶ。もちろん鯛やマナガツオ、甘鯛などの高級魚も。調理場側に立っている店員さんも売り場にお客さまが近づくと、素早く売り場の前に立ち、積極的に要望を聞いてくれようという姿勢が見えて、魚の調理方法を聞いてみようか、調理を頼んでみようか、という気になる。隣の冷蔵ケースの刺身も品揃え多く並ぶ。1パックの容量が多く価格も少し高め。鍋料理提案を大量にしているのだから、500円以下の少量パック商品が多いと食卓に刺身も並べられて嬉しいのに。今の価格帯だとこの売り場だけで予算オーバーになってしまう・・・。 ★★★★
塩干 背の低い3段のアイランド型冷蔵ケースは商品をみつけやすく、選びやすい。かまあげシラス、おかずいりこがボリュームのある売り方をしていて、人気のコーナーになっているようで、立ち止まって買っているお客さまも多い。鮮度で風味が左右するおじゃこ類は、買い物に来る都度買いたい商品だから、身近なスーパーマーケットにあると助かる。
粕漬けは値引きシールの貼ってある商品が多かった。どんな味なのかわかりにくいし、すぐ焦げるので焼きにくいという事もあるのだろうな。
★★★
精肉 お肉は少量パックも揃っている。黒毛和牛のミンチ肉と黒豚のミンチ肉もあり、その合挽き商品もある。ミンチ肉は黒毛和牛、黒豚の両方の商品が揃っているスーパーマーケットは、なかなか見かけない。ミンチ肉を使う料理は、肉の質の違いがよくわかるので、この組合わせの合挽きミンチはありがたい。半調理品として「豚バラ蒸し鍋」(電子レンジ用容器)「豚肉キムチ鍋」(アルミ容器)など398円の一人鍋も並ぶ。牛肉のたたきなどと同じ冷蔵棚に並べてあるので、調理する時間のないお客さまには便利に感じるコーナーになっている。
ラベルに「北見牛」とだけ書かれた商品が並んでいた。黒毛和牛と書かれていないのだから、ホルスタイン種だろうなと思いながら近商のロゴの入った売り場のボードを見上げたら、生産者の顔写真と一緒に黒い牛が牧草を食べている図柄が描かれていた。”アレ?黒毛和牛なのかしら?”と思って調べたら、やはりホルスタイン種だった。消費者に誤解を与えるようなボードを掲げるのは企業として止めるべき。
★★★
和日配 他店では見かけない地場の漬物店の商品や胡瓜の古漬けが並ぶ。オーソドックスな千切り紅生姜はくらしモア商品が並んでおり、消費者にとってはバランスが取れている商品構成になっていると思う。豆腐コーナーには「SALE」POPの付いた鍋つゆが同じ棚に並んでいる。冷やす必要のない鍋つゆを冷蔵ケースに並べるのは、無駄だとは思う反面メニューを決める時の参考になるので、ありがたいとも思う。何か他の方法はないのかな?
「手作りおあげの久在屋」の商品も日常に便利な数種類が並んでいる。身近なスーパーマーケットで高質な商品は全アイテムは必要ないだろうけれど、全くないのは不便。しかし値引きシールが貼られている商品も多かった。
★★★★
洋日配 当然の事だが、玉子は冷蔵棚にきちんと並んでいる。この当然の事が出来ていなくて、常温の棚に並べているお店がまだまだ多い。きちんと冷蔵ケースに陳列され、家庭の冷蔵庫でも正しく保存していたら、日持ちのする商品だから少人数家庭でも10個入りで使い切れると思う。ヨーグルトは種類豊富に並んでいたが、新商品なのか、話題商品なのかがわからない。 ★★★
ドライ
グロサリ
売り場の中心には、レトルトパックの鍋出汁コーナーが出来ていた。「今夜は鍋」とオレンジの布に印刷され、商品を並べている台にも同じ「今日はみんなであったかお鍋」の布を腰巻として使い、目を惹くコーナーになっている。商品の種類も多く、〆の麺について「うどんがおすすめ」とか「中華麺がおすすめ」などのPOPも付いているので選びやすい。
定番棚には、改装前より少し高質な商品も並んでいる。カレー関連棚にはカレールー、レトルトカレー以外に丹波ワイン製の野菜のピクルスなど、珍しい商品も並んでいる。しかし、チョコレートやココナッツミルクの缶詰などは、このお店のお客さまが食べ方をイメージ出来て、作ってみようと思うのだろうか?並べるなら、何かの説明がないと、お客さまの台所と少しちぐはぐしているように思う。
★★★★
菓子 和生菓子は充実している。スナック菓子のエンドでは、新商品より大袋が目立つ。衝動買いをする楽しさに欠ける。子供コーナーのお菓子に欠品が多く、小さい子供が店員さんに商品の有無を尋ねに行っていた。よほど欲しいお菓子だったのだと思う。欠品だったのだが、もう少し言い方があるのではないかと、聞いている大人も不愉快になる返答だった。 ★★
惣菜 お好み焼きを目の前で焼いている姿が見え、良い香りもしてライブ感がある。手作りお好み焼き298円はお値打ちに感じる。ラップサラダやトルティーヤなどの珍しい洋惣菜も目を惹く。キングサーモントロや焼き鯖鮨など、手間がかかっているように見えるお寿司もお値打ち価格。秋の節分の日には巻き寿司バイキングをしていた。細巻き、しんこ巻き、きんぴら巻き、アナゴ上巻き、サラダ巻きなど、多種類あって楽しいし、バイキングだが容器に入れて並べてあるので、清潔感がある。4時半から夕方作られた商品が並べられていたし、値引きシールで管理も出来ていた。18時に買い物に行った時には、惣菜売り場が一番賑わっていた。
すぐテーブルに並べられるお助け一品もあるし、丼のようなメインになる商品も充実している。
★★★★
種類は多いのだが、ただ並べているだけで選びにくい。「Martの掲載商品です」とPOPに書かれていたのだが、掲載されていることがどうなのか?「Martって何?」と思われているのでは・・。ここのお店に買い物に来るお客さまに何を伝えたくて貼ってあるPOPなのか意味不明に感じた。数少ないPOPなのに、お客とすっかり離れた目線で作っているんだなぁ〜と思った。 ★★
店舗全体 「口笛吹きと犬」のメロディーが流れると店員さんが一斉に売り場に出て来て、日付表示を懸命にチェックしながら、値引きシール貼りの作業と棚の手直しをしている。確かにどの売り場も日付管理が出来ているので、食品を扱うお店の基本はきちんと出来ていると思う。
しかし、隣にお客さまが立っても気付か無い様子で作業を黙々と続けるのはいかがなものか。私達が買い物に行った日が5倍ポイントデーではなく、閑散日だったからかもしれないが、店全体に活気が感じられない。
★★★
総評 通路が広くなり、買い物がしやすくなった。飲料売り場が明るくなり菓子パンや半生菓子の種類も豊富になり、飲料やデザート棚とも近いので、高校生も楽しそうに商品を選んでいた。
改装してから、近隣の競合店に無いグレードの高い商品も増えている。これらの商品をどう売り込むかが、近商の売る力の見せ所!?『食べる』という経験でしか価値のわかりにくい商品は、お客の経験を待っているのでなく、高いけれど美味しい理由を売り場でわかりやすく表現して欲しい。
66点

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