KOHYO
コーヨー昭和町店

2回目
(大阪市)
2005.6/09(木)
12:00〜12:40
2005・6/12(日)
19:00〜19:30
2005・6/14(火)
11:00〜13:40
1回目のコーヨー昭和町店のサーベイは3年前。2004年12月に改装。改装前は、生鮮4品の生鮮館とドライグロッサリー・菓子・酒類の食品館が別々になっていてレジを2回通らないとお買い物ができなかった。改装後は、内部に通路が出来、カートを押したまま行き来できるようになり便利になった。徒歩2〜3分圏内に競合店阪急ファミリーストアも出来、改装後のコーヨーはお買い物がしやすいお店になったか、じっくりサーベイ。 
今回は「阪急ファミリーストア昭和町店」を同日に調査した。
各売り場 ちょっと一言 評価
野菜 火曜日朝市では、売り場に朝市のPOPが付きお買い得商品が並ぶ。見知らぬ客同士がキャベツの外葉を剥がしながら「ゴミ箱が欲しいわね」と見回して、仕方なく箱の隅に外葉を押し込んでいた。
「なすびと料理法の相性」ボードが見やすい位置に貼ってある。水ナス、加茂ナス、米ナス、赤ナス、長ナス、小ナス、の種類別に焼く、炒める、揚げる、蒸す、漬けるのどの料理方法に向いているかが一目でわかる。関西では馴染みの無い珍しい種類のナスも売り場に並んでいる。「わあー大きいナスやわ。どうやって食べるの?」と興味を持って手に取り、眺めている姿をよく見る。でも、料理するには躊躇して買っていなかっただけに、この食べ方提案は野菜売り場の販促の大切なポイントと感心した。
「京より参上コーナー」にも余り馴染みの無い京野菜がたくさん並んでいる。このコーナーにも京野菜ならばの美味しい食べ方紹介が無いとちょっと手が出せない。朝市の熊本産のキャベツは100円で買えるのに、京都産キャベツ248円を買うにはやはりそれなりの理由が必要。赤万願寺とうがらし(880円)もお試しで買うには高過ぎるし。
★★★
果物 バナナは5種類、メロン類も7種類あり、珍しい品種もある。でも、商品と説明POPがちぐはぐで一目ではわからない。これだけ種類があるのだからメロンには是非糖度表示が欲しい。すいかには糖度表示があるが、機械でプリントしたような小さなシールのちっちゃな四角の中に斜線が小さく入っているだけ。このお店に来る多くのお客(特に火曜日はシルバーデイ)にはきっとわかりにくくて不親切だと思うんだけど。 ★★
鮮魚 改装後は売り場が狭くなり冷蔵ケースも小さくなったので、刺身の盛り合わせパックや丸ものの量が以前より少なくなった。刺身は小パックでカバーしているのかもしれない。でも買う側からすると以前より少しずつ高くなるのよね数種類買うと。サーベイ当日は切り身も種類多く並べられていて煮つけ用と焼き物用を2種類買っている人も居た。明石だこ、大羽鰯、おこぜ、あまご、蜆など(競合店にはない商品)をここまで揃えてくれているとおかずに不自由しないだろうな。しかし質が落ちたという声をちらほら耳にする。以前は週に5日はこのお店のお魚を買っていたけれど改装後は1日ぐらいになってしまったという人も居るほど評判がよくない。鮮度や質の評価は人によってさまざまなのでそれぞれのお客がどう思っているのかは個人差があるだろうが、実際に買って食べた人が口々に不満を言っているのだから何かしらの変化があったことは確か。鮮魚のコーヨーと思っていただけに、改装=改良と期待していた主婦にとっては落胆が大きいようだ。 ★★★★
塩干 北海道産の子持シシャモや柔らかそうな目刺しがいつも並んでいる。このお店に来れば必ずあるというのは大きな信頼の一つ。 ★★★
精肉 ラムショルダー、黒毛和牛すね肉、豚骨スープ用、丸鶏など、料理好きが喜ぶような品揃え。日常使いのお肉はコーヨー名物3パック1000円がやはりお買い得。黒毛和牛のシチュー用、茶美豚、赤鶏、焼き豚、牛たたきなど、選択肢が多く選ぶのに迷うほど。でも、ぱっと見るとお得のようだが、じっくり見ていると1パックの値段が362円〜496円までありここまで値段の幅がある中でのバンドル価格だと元々の値札に疑いを持ってしまうものなのよね。
ミンチはアイテム、SKU共に多くどんな料理にも不自由しない品揃え。ただ、パックの入れ方がきれいじゃないし、並べ方も雑然としていて、もう少し陳列技術があるともっと美味しそうに見えるのになぁと思う。でも、そうしちゃうとコーヨーらしさが無くなる?そんな事ないよねぇ!?
★★★
和日配 以前はプライスカードが足元にあったり、陳列もごちゃごちゃしていたが、改装後は定番の冷蔵ケースがピラミッド型のアイランド形式になって、陳列もきれいになった。豆腐や納豆などその日によってメーカーは違うが必ずお買い得商品があって、安いという印象を受ける。 ★★★
洋日配 改装後は、パン、乳製品もまとまった売り場になり買いやすくなった。
冷凍食品はドライグロッサリー売り場の奥まった所にあり、ケースの中には「昭和町店」と書かれた梱包のままの物もドーンと入っている。生鮮で勝負するから冷凍食品はこれでいいのか?
★★
ドライ
グロッサリー
サラダの上に載せるクルトンのような輸入品が何の説明も無くエンドに並ぶ。横に外国製のドレッシングっぽい物があったのと、パッケージの絵柄からたぶんクルトンだと想像できるが、ひょっとしたら違うかもしれない。
アイテム、SKU共に多い醤油の説明POPが棚に貼ってあるがメーカーからの説明をそのまま印刷したとしか思えない文章や商品の陳列方法の説明書きをそのままコピーしてあり思わず苦笑。
以前からアイテム数が多かったり珍しい商品が置いてある売り場ではあったが「イシイ・ストリート」ができた事により選択肢は広がったけれど、欲しい物がみつかりにくくなりお客はますます混乱する。
★★
菓子 改装後は成城石井コーナーが登場した。輸入菓子が棚に並んでいるが欠品も目立つ。POPに「おんしゅみかんジャム」いったいどこの外国製品かと思ったら「温州みかんジャム」の間違い。成城石井を強調しているのだから、たまには管理監督に来た方がいいんじゃないの?このお店なら、成城石井で売れ筋の「みよし堂 くるみゆべし」「成城石井特選 手巻納豆おかき」など競合店では売っていない物の方が似合っているのではないのかしら。 ★★
惣菜 アイテム数が以前より多くなり、お弁当や麺類も手の込んだ物が(きれいな青梗菜が添えられたジャージャー麺398円や海老が5尾入った海老天丼498円など)増えた。太刀魚のにぎり・かんぱちの一合詰め・あおりイカの押し寿司など鮮魚を生かしたお鮨は惣菜売り場の冷蔵ケースの中でもやはり目を惹く、美味しそう感があふれている。 お客もいい物があったら買おうと漠然と眺めているのとは違い、買う気満々の鋭い目でいいネタの商品を選んでいる視線ばかり。こういう視線って主婦同士の購買意欲を高めるのよねぇ〜、バーゲンセールの時みたいに。 ★★★★
洋酒類は成城石井商品もあり。でも、あまりお酒には力を入れていない様子で価格訴求のエンドにもコーラやジュースが並んでいた。成城石井のワインは成城石井阿倍野店で売れ数NO.1として有名なワインが約200円高い。自転車で買い回るお客の多いエリア(地下鉄でも1駅)なのに、POPに同じお店の名前が付いている同じ商品がこの価格差では買わないよなぁ。
店舗全体 改装前は、お店の外の公道を歩いていてもバックヤードからの悪臭がひどかったが、今は無くなった。改装されて什器はすっきりしたが、商品と値札POPがちぐはぐな物がどの売り場でも目立ち、陳列の技術と買いやすさへの配慮など、もう少し神経を使ってくれたら画期的な改装が行われたとお客にもはっきりわかるだろうが・・・。出入り口近くにある惣菜コーナーの衛生面、安全面が良くなった。オープンキッチンになった事で必ず調理している人の目がある事と、ドア付近の商品はどれもパック入りになり、バイキング形式の揚げ物などはお店の中程に並べられるようになりかなり印象も良くなった。 ★★
総評 以前より高級っぽい外装になり、店内の什器もきれいになったが、お店の雰囲気は変わっていない。きれいになった事に期待してお店に行くと、ゴミが落ちていたり、POPがちぐはぐだったり、店員の私語が多かったりという事が余計目立ってしまう。特に改装後は狭くなったり、お買い得感が少なくなった鮮魚コーナー。お客は「鮮魚のコーヨー」と頼りにしていただけに落胆と失望がかなり大きい様子。このがっかり感はお店の人の想像以上だと思うよ。今回のサーベイでは決して鮮魚売り場の評価ポイントが大きく悪くなっている事はなかった。しかし、改装直後の売り場は私達もがっかりした。その時期に不満を持ってお店から離れてしまったお客は今どこで魚を買っているのだろうか。また戻って来ているのかしら? 54点

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