ラパン川津店
(島根県松江市)
2005.7/20(水)
14:30〜15:30
米子・松江スーパマーケット三昧の旅を1泊2日で回ってきた。
1日目:ホック安倍店→ユニサン安倍店→ホック皆生店→プラント5境港店→ヴェルデ八束店
2日目:ふくしま上乃木店→ラパン母衣町店→マルマン黒田店→ふくしま春日店→みしまや春日店→ラパン川津店
以前広島のラパンでお買い物をした時から、松江のラパンにも行ってみたいと思っていた。ラパンはふくしまがチェーン展開しているグレードの高い店舗。今回松江にある5店舗の内4店舗でお買い物をしてきた。ラパンはガラス越しに店内が見える、カーブを上手く使ったおしゃれな店で、サッカーサービスもしている。年輩の女性客がタクシーに待ってもらって手早く買い物をしている姿や、ネクタイを締めた初老の男性客とおしゃれなワンピース姿の奥様らしい2人連れが、たくさんの買い物をしている姿も印象的だった。並んでいる商品はスーパーふくしまとほぼ変わらない。
4店舗を回り「ここはサーベイしてみたい!」と思い評価してみた。
各売り場 ちょっと一言 評価
野菜 ガラス越しに自然光の入る、明るい店内入り口から曲線を描くように作られた低い什器には野菜や果物が並ぶ。定番商品は他店よりも少々高め。野菜売り場正面にお買い得商品棚があり、鮮度のいいレタス99円、玉葱1玉59円、島根県産のオクラ2パック分ぐらい袋に入って139円などが並んでいる。エビス南京は美味しそうな旬の物が1/6玉にカットしてある。他の商品もじゃが芋2個入りなど小ポーションのアイテムが多い。 ★★
果物 カプリコという種が白色のすいかがある。鳥取産の普通のすいかより、少々高めだが、カットすいかにしてくれてあるから、お試しには嬉しい。皮付きでカットされたメロン、すいかはケーキやドーナツを入れるような透明な容器に入れて値段、種類を違えて売っている。この水々しさや切り口の美しさに現れている商品作りへの細かい配慮は、決して1日や2日で出来るものではないだろうと感心。だって、大抵のお店のカットフルーツって「店頭で熟しちゃったから仕方なく切って売ってるんじゃないの!?」と思ってしまうような扱いをよく見るから。 ★★★
鮮魚 丸物の魚は氷を敷き詰めたケースに並んでいる。バックヤードと売り場との距離感が適度で商品も気兼ねなく選べるし、尋ねやすい。
やはり、島根半島沖産が多い。当たり前のように鮮度が良いのは大阪もんには羨ましい限り。トビウオの刺身、いさきの刺身などの少量パックも充実している。
★★★
塩干 干物は期待していたより地元産が少なく、どこででもみかけるような商品が多い。このお店ならもう少しこだわり商品を増やして欲しい。
この辺りでは塩干物より、鮮魚を食べるのかしら?
★★★
精肉 このお店は対面販売をしていないが、他のスーパーふくしまでは対面販売をしていた。そこで売っていたのと同じお肉を同じ価格でパック詰めして売っている。山形県産三元豚モモスライス100g188円(通常260円)は見るからにお買い得と思っていたら売り切れた。すると、すぐに店員さんが品出しをしている。これぐらい気を使ってくれると、対面販売よりスーパーマーケットらしくて不便もない。 ★★★
和日配 出雲蕎麦の半生麺や練り製品は、地元色もフェイスもたっぷり。お漬物も「この地方って粕漬けを手作りするのね」とすぐわかるような麹、酒粕の揃え方。高品質=京都の豆腐・京都のお漬物という安易な売り場ではない。
他店では「もずくは一度にこんなにたっぷり食べるのかしら?」と思われる大袋が多かったが、この店では少量パックだった。
★★★★
洋日配 冷凍食品、パン、洋生菓子のPB(自社製品)が揃っていて目を惹く。もちろんPB以外の商品も充実している。商品には説明、食べ方などのPOPが付いていて初めて見る商品でもイメージが湧いてきて買いたくなる。
お客はお気に入りの定番があるらしくパッパとカゴに入れていく。
★★★★
ドライ
グロッサリー
エンドがコーヒー豆エンド、香辛料エンドに固定されている。たいていのお店は、こんな事をしてしまうと段々埃ぽっくなったりみすぼらしくなったりする物だが、見た目にも美しく、いつも手が入っているきれいさで、商品も堂々として見える。香辛料だけでなく、他の調味料もここまで揃えてくれると東京でも松江でも変わらずお料理が出来るはず。 ★★★★
菓子 レジ横のエンドには地元のお菓子屋さんの和生菓子が揃っている。全国的にも知られている地元のお菓子がすぐ近くのスーパーマーケットが買えるのって嬉しいよね。
若い女性がラパンの洋菓子ミニザッハトルテ(2個198円)を買っていたので、お土産に買って帰ったら「こんな美味しいケーキを売っているスーパーやったら通いたくなる!」と大好評だった。
輸入菓子、子供菓子、玩具菓子もきちんと並んでいるのだが残念な事に動物ビスケットやじゃことアーモンドの小袋入りの横に猫用のじゃこや缶詰がぴったりくっついて並んでいる。ペット用の匂いを取る砂までが一緒だとちょっと笑っていられないよねぇ・・・。
★★★★
惣菜 地養鶏の唐揚げや境港産の鯵の煮付けなど、素材を強調したちょっと高めの商品はあるものの、なんだか物足りない感じがする売り場。他の売り場の商品へのこだわりが中途半端じゃないだけに少し見劣りするのかもしれない。冷麺(ラーメン)やチャーハンが美味しくなる焼き豚(もちろん素材は強調して欲しい)とか夏休み対応のお素麺の具材(薬味のボリュームUP)などがあると、このお店の雰囲気に合っていて、他店より一歩進んだ商品になると思うのだが。 ★★★
お花売り場は、店の出入り口内扉と外扉の途中にある。もちろんレジを出た外側になる。帰りに買うと、もう一度レジに戻らなくはならないので不便。 ★★
お店に入ってすぐの足元に曲線の什器に沿うように、木箱に入ったデイリー価格のワインがずらりと並んでいる。「どうぞごゆっくりお買い物を楽しんで下さい」というメッセージなのかしらと思える程お店の明るさや流れている音楽にピッタリなのでついしゃがみ込んでラベルを読んで楽しんでしまった。
店内中央には焼酎売り場の棚、離れた壁面のガラス窓際には日本酒と洋酒が並んでいる。カーテンで直射日光は当らないが、6千円以上するお酒をこんな扱いでいいのかしら。
★★★
店舗全体 店内の2箇所の棚に料理本が並んでいる。結構本格的な物や、じっくり読みたくなる物もあり「こういう本を売っている食品スーパーもあるんだ」と少し驚いた。このお店だと、背伸びをしている感じもしないし、本のコーナーがとって付けたような感じもない。
どの売り場も、「少量で質のいい物」がトタールに揃えられていて、そういう商品がきらっと輝いている。こういうお店って少しでも気を抜く(手を抜くと)とお店全体の雰囲気がゴチャゴチャになってしまうのでは。よほど商品と自店のお客をよーく見ながら商品造りやお店作りをしないと、ここまでのお店にはならないのではないかなぁ

でも、少々気になったのは、お店のマグネットになるべき野菜コーナーの中心にあるプロモーションコーナーと表示されたアイランド。そこには、夏需要商品(アイスコーヒー、かき氷みつ、オレンジジュース)に混じって、減塩醤油と生味噌が唐突に置かれている。その上残念な事に品出し途中のジュースの箱を台車に乗せて、何だかすっかり忘れてしまったようにずーっと放置したまま。
この場所だと、何が並んでいるのかしら?とすぐ目に入るし、興味を持って欲しい物を探す気になる造りにもなっているのだから、きちんと活かさないとせっかくの設備がもったいない!お店中がラパンセレクションで、その中でも店の一等席なんだから。
★★★★
総評 高品質スーパーという名のもと、単に全国からこだわり商品を集めてきて置き場にしているようなお店では無いという事が買い物をしていて伝わってくる。珍しい商品を並べるだけではなく、いかにお客の心を動かす商品にする事が出来るかという努力をお店がしてくれているからこそお買い物が楽しくなる。今回、ふくしまのチェーン店4店舗でお買い物をして、お客もそれをごく自然に感じながら贔屓店にしているのだろうと思った。
65点

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