万代伊丹荒牧店
(兵庫県伊丹市)
2013.09/11(水)
11:30〜14:00
2013.09/22(日)
14:00〜15:30

2011年9月オープン。ミリオンタウンのキーテナントが万代。他に専門店しまむら、Avail、ドラッグセガミ、西松屋、みやび珈琲が入っています。周辺2q圏内に関西スーパーが3店舗。1.8qには万代宝塚中筋店があるが小型店舗という事と幹線道路を3本渡る事になるので、自社競合にならないと思われます。私達の近所にも2〜3店舗の万代があり、よく買い物に行くのですが、伊丹荒牧店に何度か買い物に行き、元気なスーパーマーケット万代らしさが凝縮している代表店舗だと思いました。主婦が感じる万代らしさ、万代の元気とはどこにあるのか、じっくりサーベイしてみました。
各売り場 ちょっと一言 評価
野菜 入り口正面には今日の「テーマ」がはっきりわかる売り場が出来ている。水曜日テーマは鮮度と価格!100円均一の日には、ドーンと鮮度良い野菜達が山積み。入ってすぐに買い物モードのスイッチON。野菜達が次々カゴに入れられて行く。はなびらたけ100円、まいたけ100円も今日はお買い得なのだが、万代は98円で売られている時も多いから、カイワレ3パック100円だと高く感じてしまう、万代の日常に慣れてしまっている消費者。日曜日は、お彼岸の中日。お花やお供え物がちゃんと正面に陳列されている。しいたけは同じ価格で産地違いが2種類並んでいた。2つを手に取り選んでいると品出し中の若い男性店員さんが「こちらが肉厚でいいですよ。今、出し始めたところだしラッキー!」「じゃあこっちにするわ!」明るい声かけで楽しくなった。関連販売がちぐはぐな場所もあり、肝心の野菜が選びにくくなっている。こういう手間のかかる部分が課題かな。 ★★★★
果物 旬の色とりどりのりんご、ぶどう、出始めの緑のみかんがきれいに並ぶ。その中、今日買うならコレ!というお買い得品がボリューム感のある積み上げ方で並んでいるので迷わず買ってしまう。10種類以上あるバナナについては、栽培地、特長など大きなボードでわかりやすく掲示されているのだが、今並んでいる商品がどの説明かを見比べてみつけるのに面倒で選びにくい。結局は価格やテレビのCMで見た物を選んでしまうのではないだろうか。特性があるなら、瞬時に好みのバナナを選べる工夫はないものだろうか。日曜日はぶどうとりんごの試食販売のマネキンさんが立っておられたが、試食品は次々無くなるのに商品をカゴに入れている気配がない。少々気の毒な感じ。平日は無人で試食台がおかれていたが、周辺が汚れている上に試食品が空っぽの時間が長かった。時間を決めて試食台を下げた方がいいかも。 ★★★
鮮魚 アイランドになっており、店員さんに声かけをして調理も頼みやすい。お客は気安く調理を頼んでいるし、どのようにして食べたら美味しいかを尋ねている。カットされた買いやすい商品も多いのだが、こういうやりとりがあるから、丸物の魚も次々売れている。鮮魚売り場は品出ししながらインカムでのお勧めポイントも自分の言葉で呼びかけておられるので、ついつい覗きに行ってしまう活気がある。休日14時過ぎ、鮮魚売り場には、次々お客が集まる。3パック1000円のお刺身など、男性客も商品選びに余念がない。マグロのカマが氷の上に並び、セルフで袋に入れるようになっていたのだが、大き過ぎて袋に入り切らず、困っている方もおられた。エラで袋が破れやすいし、このような商品のためには、厚みのあるしっかりしたビニール袋を用意しておいて欲しい。それにしても平日と休日で商品にはっきり変化をつけているのはお見事。 ★★★★
塩干 このお店にしては珍しくめかぶに食べ方POPが付いている。女性店員さんの努力の結果!?たまにこういうPOPがあると目を惹くよね。鮮魚コーナーに目を奪われいると背を向けて通り過ぎてしまう売り場なので、アピールのためにちょっと、工夫したのかな。 ★★★
精肉 精肉売り場のボリュームには圧倒される。輸入牛肉から4等級の黒毛和牛まで幅広い品揃え。鶏肉も銘柄鶏からお買い得商品までポーションもさまざまに並んでいる。日常使いから週末のご馳走まで料理用途によって選び放題!どのグレードの商品もこの品質で、この値段は安い!と思わせてくれるお買い得感がある。日曜日には、国産若鶏のもも葱のチルド10本580円(袋入りタレ付き)や、大容量のお買い得品も、商品造り・パック詰めもきれいで、どれを食べたいか迷ってしまうぐらい。3日分以上のお肉を買っているであろうご家族連れが多いのにも納得。 ★★★★
和日配 圧倒的な価格訴求のインパクトが強い売り場。万代で買っていると他のスーパーに行くと「高い!」と買うのを控えてしまう。お客はまずアイランド冷蔵ケース内を眺め、広告の品など馴染みのあるお買い得品をみつけている。数日買い置きできる商品も多いので買っておこうとカゴに入れてしまう事になる。よく見たら、定番棚には「こだわり逸品」という少しグレードの高い商品も並んでいるのを今回新たにみつけた。「今月度のお買い得品」「厳選特価」「生活応援」「おすすめ品」「まる得宣言」などの文言が付いた価格POPでは、どれが一番お得なのか、わかりにくい。これでは結局数字(価格)で選ぶよね。卵は常温で売られている。卵は温度変化で劣化が進んでしまうのでお店でも冷蔵で販売して欲しい。だって家に帰ったら冷蔵保存するのだから。 ★★★
洋日配 菓子パン、袋パンは98円均一、88円均一などメーカー混合で価格別に棚が出来ており選びやすい。チルドデザートにも、菓子パンからの延長タイプのロールケーキなども並んでいるから価格訴求としてはありがたいが、デザートにはもう少しワクワク感が欲しいよね。押し付けがましいPOPでのアピールが欲しいとは思わない。陳列、見せ方によって商品を思わず買いたくなる並べ方があるのではないだろうか。

インストアーベーカリーは惣菜の隣にスペース広く展開している。壁に沿ってのパン主通路中央にもアイランドになって焼き立てのパンが並んでいるのだが、四方八方からの落下菌が気になり、眺めているものの買うのは躊躇われる。ボリューム感の次に欲しくなるのは陳列技術による工夫かもしれない。
★★★
ドライ
グロサリ
エンドはどれもお買い得感があり、1個108円のカップ麺が5種類もある。そうすると突出し陳列も必須になるのよね。でも、通路が狭くなる。休日、15時を過ぎると店内はカートを押すお客で溢れる。14時台になると一斉に品出しの店員さんが増えるが、早めに品出しを終わってくれないとスムーズに通れない。季節商品が多く、売り切りたいという気持ちはわかるが、素麺だしのびん商品を積み上げて突出し陳列しているのは危険。混雑してくるとカートが押しにくいし、子供連れの家族も多いのだから、触れて倒しそうになっているのを見てヒヤヒヤした。 ★★★
菓子 エンドは新商品がボリューム満点に陳列され、目を惹く。テレビや雑誌の広告を見て興味を持ったお菓子がすぐに売り場に目立つように並んでいるお店はやはり楽しい。ハローウインの前だったので、メーカー各社からオレンジと紫と黒の配色のお菓子が販売され並んでいるだけでワクワクする。店内には、どの売り場にも「3000億円達成mandai」と印刷された商品が多いのだが、お菓子売り場ではぼんち揚げ、元祖ボール、パイン飴など、関西圏で馴染みのある商品に印刷されている。「3000億円達成」と言われてもお客は「ありがとう」と言われているのか「おめでとう」と言わないとアカンのか、イマイチ伝わって来ないのだがにぎやかな告知POPと同様盛り上がり感はあるわね。 ★★★★
惣菜 休日には、お馴染みの太巻き寿司バイキング3本1000円が種類も多く、選ぶ人で賑っていた。酢飯も具材も美味しく人気があるのには納得!こういう普段からの努力が節分には日本一恵方巻きを売るスーパーマーケットとして実力を発揮するのだろうな。1個58円、6個300円のおかずバイキングが、ド〜ンと広がっている。から揚げ、春巻き、オムレツ、アメリカンドッグ、チキンステーキも数種類、カツも味付け違いで数種類、6個選ぶのに迷う程。自分で選ぶ楽しさはあるというものの、奥の揚げ物を取る時に衣服が手前の商品に付きそうで、その様子を見ているだけでハラハラした。売り場には主食となるご飯物、主菜となる揚げ物が多く、野菜を使った副菜が少ない。食の外部化が進み、普段の食生活でもスーパーマーケットは頼りにされているのだから、野菜料理やサラダのバリエ-ションが増えると地域でも喜ばれると思う。と同時に地域の食生活への責任もあるのでは。 ★★★
定番棚の商品は価格訴求品とこだわり品のバランスもよく、ちょっと大きいお店ならではの品揃えになっているから、休日は楽しんで選んでいるお客も多い。酒売り場の定番棚とは別にワイン売り場がコーナー化されており、万代らしかぬ高質感のある売り場になっている。このようにコーナー化しちゃうと、継続できず埃を被ったワインがいつまでも並べられているパターンが多いのよね。でも、このお店は買い物に来る都度目を惹くPOPと新商品が並び、ちゃんと活かされたコーナーになっている。思わず3本買ってしまったが、残念なことにレジでクッション材が欲しいと言ったら、サービスコーナーで受け取って欲しいと言われた。サービスコーナーでは、エアキャップ(プチプチ)1枚を渡された。これだけワインが充実しているお店なのだから、ボトルを保護するネットがレジにあればすぐに手渡してもらえるのに。 ★★★★
店舗全体 大〇〇祭や〇〇感謝祭など祭りのPOPが年中天井から吊り下げられていて毎日お祭り!生鮮4品売り場は特に活気があり、本気の買い物客であふれている。カゴ一杯にお買い物をするお客が多いので、レジは正確さだけではなく、スピードも要求される。そんな中でも、お客がお財布からお金を出している間に、清算が終わったカゴを素早くサッカー台に運んで下さる親切と笑顔!お買い物が、ほっこり終れる。
若い店員さんはそれぞれの部門の品出しやインカムでの商品売り込みに一所懸命。テキパキした好印象は持つのだが、出来れば笑顔で目を見て挨拶をして貰えたらなぁ・・・と。
平日も休日も専門店もにぎわっているし、お客の多いお店なので、トイレの利用も多いだろうが、いつ行っても掃除が行き届いていて気持ちよく使える。
★★★★
総評 食品は、コンビニでもドラッグストアでも買うようになった。コンビニで生野菜も果物もお肉も買える。特に大阪では高品質スーパー代わりのデパ地下の食品売り場が熾烈な競争を繰り広げている。イベントを次々と開催して集客に余念がない。そんな中、大阪を基盤とする万代はお客に一番わかりやすい価格という訴求方法で、お店の活気を保ってきたように思われがち。しかし今回じっくりサーベイしてみて、それ(価格)だけでは無いと思った。中途半端な高品質、わかりにくこだわり商品の並ぶ静かなお店で買い物をするより、圧倒的な生鮮品のボリューム感・鮮度感。そして若い店員さんが元気ハツラツと働く姿。こういうお店でチラシ掲載だけじゃない目玉商品をみつける高揚感。店頭で見て、触って、会話してカゴに入れる満足感。レジを通過した時のお得感。やっぱりこういう買い物スタイルが好き!というお客がこの店に来ているのだと思った。 72点

 調査店舗名に戻る

表紙ページに戻る