ヨークベニマル
南吉成店
(宮城県仙台市)
2005.9/04(日)
15:30〜16:00
2005・9/6(火)
10:40〜13:00

ご主人の転勤で日本中を回って現在は仙台在住の主婦から、「ヨークベニマルっていいよ!」とず〜っと聞かされていた。
今回は、さすがに自家用車は諦め、仙台空港からレンタカーを借りてカーナビのお世話になりながら、2泊3日で回ってきた。台風の影響も心配したほどではなく、どのお店でもたくさんのお客がたくさんの生鮮素材のお買い物をしていた。
お買い物に回ったお店は「スーパーマーケット三昧の旅仙台編」にも掲載している。
1日目:イトーヨーカドー仙台泉店→セルバ食彩館→ヨークベニマル真美沢店→グリーンマート桂店→みやぎ生協高森店→つかさ屋高森店→ヨークベニマル泉古内店→ヤマザワ長命ヶ丘店→ヨークベニマル南吉成店
2日目:西友勝山公園店→ヨークベニマル山田鉤取店→ザ・モール仙台長町店→ヨークベニマル新田東店
3日目には再度ヨークベニマル南吉成店でお買い物をし、サーベイした。
各売り場 ちょっと一言 評価
野菜 店内入口にある青果物売り場の幅が広い。ただ広いだけじゃなく、お客が商品を見ながらうまく歩けるように什器が配列されており、しかもその什器が実に見事に使いこなされている。ピーマン、しめじ、なすといった一つ一つは地味な商品なのだが主婦にとってはおかずに必要な野菜がボリュームいっぱいに盛り付けされているので買いやすい。火曜日の99円均一コーナーは決して安かろう悪かろうではなくすごくお得感がある。よく売れているなぁと思って見ていると、商品が売れて少し減るとすかさず店員さんが品だしに来る。これがまた素早い!品だしが手早い!
冷蔵ケースには薬味セットとして並んでいる「小さな生姜、ネギ、ミョウガセット」や白ねぎの千切り、刻みネギなど、こんなに主婦を甘やかしていいの!?と思う程の至れり尽くせりな商品作り。
棚札には商品名と価格、そして鮮度日数表示がある。ズッキーニは3日。切った冬瓜は当日などベテラン主婦でも参考になる。
★★★★★
果物 「旬のぶどう」「旬の梨」と書かれたのぼりと一緒に、商品が立体的に陳列されていて本当に彩りがきれい。特にぶどうは6種類以上もあり、産地に近いという事が実感できる。それぞれの特長を書いたPOPもありきたりな紹介ではないので、我が家好みのぶどうを選ぶ参考になる。それに以前から欲しいと思っていた糖度表示もある。すっぱいぶどうは家族が好まないので食べかけの房を残されて困った主婦は多いはず。
100g29円でバナナが販売されており、1本もあるし3本もあるし、5本以上の房もある。1本だからって割高にならないところがいいよね。
★★★★★
鮮魚 日曜日にはさんまのつみれ汁を試食販売していた。さんまのミンチを目の前で作ってそれを大きなお鍋に団子状にして入れている。横にはトレーに入れたサンマのミンチが売られている。大阪では見た事のないさんまのミンチが売られているのって、地元の主婦によると当たり前らしい。次々と試食の手が伸び「調味料は何が入っているの?」と試食したお客。卵、生姜、片栗粉を入れていると鮮魚担当のお兄ちゃんが親切に応えていた。さんまってまだしばらくシーズンが続くだろうから、今日このミンチを買わない人でもきちんと記憶に残っていてシーズン中のどこかでは、きっと作ろうと思っている人も多いはず。そんな時には美味しいさんまのミンチがあったという事できっとこのお店に来るのだろうな。 ★★★★
塩干 干物の種類が多い。みりん漬けや粕漬けも豊富に並んでいる。鮭は冷蔵アイランドでたっぷり売られている。一切れが71円でやや厚めに切られているのも魅力的だった。 ★★★
精肉 やはり仙台もお肉といえば豚肉のようだ。芋煮にも豚肉を入れるそうだ(みそ味)。ちなみに山形の芋煮は牛肉(米沢牛)で醤油味が主流とか。
トレーへのお肉の盛り付けが丁寧なので商品がきれいだし、陳列もきれい。
加工肉の場所にハンバーグが並べられている。きちんとハンバーグの形にした物2個入りや4個入りはもちろん揃っているが、1s入り980円という大きな商品があるのにはビックリ。お弁当用には小さいサイズが必要だったり、食べ盛りの子が3個食べたりということもあるし、ハンバーガーも作れるなーと利用範囲が広がる商品。
★★★★
和日配 99円均一で大胆な量のお漬物、煮豆がアイランドで展開されており、アイランドの四方向からのこれもまた大胆な量の試食が付いている。たくさんの人が試食をしては次々と買っていた。小さな子供がお漬物を試食して、お母さんに買ってもらっていたのが印象的だった。 ★★★★
洋日配 ヨークベニマルのオリジナルパンは人気商品として定着しているらしく、男性客が棚の前に立つと迷わず3コ手に持ちレジに向かっていた。
新商品POP付きのデザート378円が並んでいた。大きいからたっぷり2人分はあるのだけど、若いミセスは手に取りながら迷っていた。この日は99円均一の日。カゴにはたくさんの商品が入っている。スポンジの上にたっぷりカスタードクリームがかかっているおしゃれなデザートは、魅力的で誘惑されるのよねぇ。目新しい商品だし・・・。でも、う〜ん378円はスーパーマーケットで買うデザートとしては決心がいる。試食させてくれて美味しかったら買うのだけどなぁ。
★★★
ドライ
グロッサリー
お肉売り場から振り返った位置に、焼肉のタレや塩コショウ、ソースなどが島陳列されて自然に精肉売り場と繋がっている感じを受けるので、お客は好みの商品を忘れずに買う事ができる。
カレールーの棚には福神漬けが置いてある。お漬物売り場でしかお目にかかった事がなかったけれど、表示を見ると常温保存できるのよね。カレーエンドで瓶入り商品にお目にかかった事はあるけれど、定番棚に並んでいると買い忘れしなくて便利。切らしている事を忘れがちな商品だから。
★★★★
菓子 新商品エンドのイチゴのチョコに試食がある。ストロベリーチョコの味ってメーカーや季節の商品によって微妙な違いがあるから、この試食は注目度がバツグンで女性客がよく試食をしていた。 ★★★★★
惣菜 炭火焼ローストビーフ、馬刺し、鶏のたたき、ハム、チーズなどすぐに食べられる物がコーナーになっていて、惣菜売り場のすぐそばにあり便利。しかも、野菜売り場のすぐそばの位置でもあるので、『戻る』という不の印象を持たずに水菜やレタスなどを買い足す事ができる。
温めたら美味しそうな電子レンジ対応のスープが数種類あり、しかも一つ一つが結構ボリュームもあるのでお得感がある。かと思うと、かぼちゃ煮物の1個売り(75円)、ごぼうの甘辛炒め(89円)、レンコンときのこのぴり辛(94円)など、少量パックも充実している。
★★★★
売り場が貧相だと「仏花だけがかろうじて回転よさそう」としか思えないお店もあるのだけど、この売り場は観葉植物や切花も立体的にディスプレイーされており、生活を豊かにしてくれるコーナーになっている。ミニブーケやミニバラなども値頃感があり、おまけにタイムサービスまでしてくれるとなるとお客も買うよね。 ★★★★
ワインコーナーの横にトマトソースや輸入チーズ、パスタやワインビネガーなどが揃っている。こういう関連販売は最近よく見かけるようになったが、ワイングラスと一緒に茶渋が落ちるスポンジや毛羽立たない布巾を一緒に売っている。これっていつも後片付けをしている人ならではの発想だと感心。
でも、売り場には日曜日もあまりお客がいなかった。他の売り場に比べるとやはりちょっと寂しい。
★★★
店舗全体 天井に蛍光灯がはめこまれ、ちょっと低い位置に電球があるだけのシンプルな店舗設計になっていて、決して派手さがあるとは言えない売り場。なのに、買い物をしているとワクワクとした気持ちにさせてくれるのは何故かしら?本気で買い物をする気になっているお客がいっぱい。特に日曜日は絶えず商品の補充と手直しがされていて、店員さんがテキパキと自分のする事を心得た動きをしているので見ていて気持ちがいい。通りがかりには、必ず挨拶をされるので思わず私達も声を出して返事をしそうになる。
クッキングサポートコーナーのメニュー構成は、8月29日〜9月4日までは秋鮭を使ったメニューばかりの1週間、9月5日〜9月11日までは鍋づくしの1週間、とわかりやすく参考にしたくなる。当然、コーナーの横には使用材料が揃っていてすぐ買えるようになっている。でも、係りの人がちょっと無愛想すぎて、声もかけづらいし、試食に手も出しにくい。
★★★★
総評 ヨークベニマルのどの店舗でも、「野菜のはかり売り」をしていた。ばら売りの商品を自分の欲しい分だけ量りに載せ計量してシールを貼る方式。ミニトマト、マッシュルーム、オクラ、絹さや、インゲン、なめこ、みょうが、しいたけなど。お店によっては、にんにく1片、えのき茸小房分けもあった。ちょっと彩りに欲しい緑の野菜や天ぷら食材としてはありがたいが、この方式で買い物をしているお客には一度も遭遇しなかったのが残念。確かに少量欲しい時には便利だろうと思われるが、従来の買い方でも残った野菜をお味噌汁や炒め物に使い回しているのが主婦ではないかな。でも、消費者自身も気づいていないこのコーナーの便利なポイントやお得なポイントをもっとアピールしてくれると、利用する機会も増えるのではと思われた。
生まれも育ちも現住所も仙台という主婦にヨークベニマルの高評価ポイントと今日見てきた売り場について「すごいよね!」「いいよね!」と話すと「ベニマルはそれでフツーだよ」と何を騒いでいるのか解らないという目で見られた。大阪にこんなお店を作ってくれたら私達も「そんなんフツーやん!」という日が来るのだろうか。
82点

 調査店舗名に戻る

表紙ページに戻る